3つのタイプがある目の下のクマ
2017年5月18日の読売新聞に “目の下のクマ” についての記事が載っていました。
目のまわりの皮膚は厚さ0.6~0.7ミリと薄く、毛細血管が集まっていて、顔の皮膚の中では繊細で刺激にも弱い部分だそうです。
記事の中で、皮膚科の工藤清加先生は「目の下にできるクマには青グマ、茶グマ、黒グマなどと呼ばれる3つのタイプがあり、それぞれ原因や改善策が異なります」と述べていました。
それぞれのタイプの原因と対処法
青グマ
<原因>
睡眠不足、ストレス、眼精疲労、冷えなどが原因の血行不良によって発生する。酸素が不足して黒ずんだ血液が目の周りの皮膚を透けて青っぽく見える状態。
<対処法>
十分な睡眠をとる。パソコンや携帯電話の使用時間を調整する。入浴などで血行を改善する。
茶グマ
<原因>
紫外線を浴びたダメージでメラニン色素が沈着し、くすみや黒ずみが目立つようになったもの。またスキンケアの際に力を入れ過ぎたりして目の周りの皮膚に摩擦を加えると炎症を起こし、茶グマの原因になることも。
<対処法>
美白効果が期待できる化粧品の使用やビタミンCの摂取が有効。
黒グマ
<原因>
加齢が原因。
<対処法>
顔全体の表情筋を鍛えたり、むくみを解消したりすること。
クマの解消に有効なツボ
資生堂ビューティスペシャリストの桑原有香里さんは顔にある三つのツボ(イラスト)押しを薦めています。
1秒押してそのまま1秒待つ。そして1秒かけてゆっくり指を離す。
「それぞれのツボを、気持ちいいと感じるくらいの力加減で、中指の腹で押しましょう」。
血行改善などが期待できるそうです。