“がん”あふれる不正確情報

不正確な情報に注意!

2017年8月20日の毎日新聞が 「がん あふれる不正確情報」 という記事を載せていました。

記事のはじめには、こう書かれています。

「がんの情報がインターネットや出版物にあふれている。不正確な内容も多く、その真偽を判断する手立てがない。自分が、または家族がある日、突然がんを宣告されたら、どのように情報を集めればいいのか。」

ネットで最近目立つのは「体に優しい」、「最先端」などとうたった「免疫療法」を施すクリニックのサイトだと記事には書いてありました。

がん医療に関する著書が多い、外科医・腫瘍内科医の大場大医師は、

「治療として裏付けるエビデンス(科学的根拠)がない上に高額。患者をだましているに等しい」

と記事の中でコメントしていました。

2007年に国立がん研究センターの後藤 悌医師が実施した調査結果では、ネットの大手検索サイトで肺がん治療について検索すると、米国では正しい情報が8割で、日本では3割だったそうです

Webサイトで正しい情報を得るには?

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記事では、がんの情報を得る時の主なサイトとして次の4つが紹介されていました。

がん情報サービス(運営:国立がん研究センター)

http://ganjoho.jp

部位ごとの解説、患者の生活や療養をはじめ、患者やその家族に有用な情報を掲載。

がん情報サイト(運営:公益財団法人先端医療振興財団 臨床研究情報センター)

http://cancerinfo.tri-kobe.org

端医療振興財団 臨床研究情報センター)

米国立がん研究所(NCI)とライセンス契約し、がんに関する最新かつ包括的な情報を配信。

海外がん医療情報リファレンス(運営:一般社団法人 日本癌医療翻訳アソシエイツ)

https://www.cancerit.jp

統合医療情報発信サイト(運営:厚労省の事業における文献調査委員会)

http://www.ejim.ncgg.go.jp/public

民間療法をはじめ、保管代替療法について科学的根拠に基づいた紹鴎を発信。

正確な情報を把握できるように気を付けましょうね。

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