感染症防ぐ“正しい手洗い”

これからがインフルエンザの流行シーズン

インフルエンザは国内で年間1千万人以上が感染し、特に12月から2月にかけて患者数が増えます。

インフルエンザや風邪の主な感染経路は、くしゃみや咳(せき)による飛沫感染ですが、ウィルスが付着した物に触れた手で目や鼻、口に触ることで間接的に感染する接触感染も、見逃せない経路だと2017年11月25日の日経新聞コラム「カラダづくり」に書いてありました。

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接触感染を防ぐ手洗い

接触感染の予防に欠かせないのが手洗いです。

聖マリアンナ医科大学感染症学講座の国島広之教授は

「インフルエンザの感染リスクは、せっけんを使った手洗いを1日5回以上すると3割ほど減り、10回以上だと5割程度減るという報告もある」

と話しています。

インフルエンザワクチンによる発症防止効果が4割前後といわれていることと比べると、日常生活で簡単に出来る手洗いの予防効果は侮れません。

正しい手洗いの手順とは?

東京都感染症情報センターのホームページで紹介されていた手洗い手順は次のようなものです。

①石鹸を泡立て、手のひらをよくこする

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②手の甲をのばすようにこする

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③指先・ツメの間を念入りにこする

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④指の間を洗う

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⑤親指と手のひらをねじり洗いする

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⑥手首も忘れずに洗う

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⑦最後に、石鹸を洗い流し、清潔なタオルやペーパータオルで拭き取って乾かす

汚れが残りやすい場所については、特に気を付けて洗いましょう!

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手洗いをしっかりおこない、今年の元気に冬を過ごしましょうね。

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