50歳の健康はじめ

75歳以上の要介護の割合が高い!?

女性月刊誌の家庭画報2017年8月号が、“「生涯現役」 50歳の健康はじめ”と題した特集をしていました。

kenkou1

特集のはじめには、こう書かれています。

日本女性の平均寿命は87.05歳(2015年)と世界で第2位です。ただし75歳以上になると、介護保険制度で要介護の認定を受けている割合が大きくなり、約4人に1人が介護が必要になります。』

生涯現役であるためには、日常生活が制約される要介護状態を避けたいもの。

そのためには要介護状態になる前の「フレイル」を知り、「フレイル」を予防することが大切です。

予防したい“フレイル”とは?

ここ数年、「フレイル」という言葉が注目されていますが、生涯現役を阻む “フレイル” とは何か?

フレイルとは、「加齢で心身が衰えた状態」 のことです。

最近では、特に介護保険制度の「要介護状態」になる前にみられる心身の衰えを指すようになっていると記事には書いてありました。

国立長寿医療研究センター副院長で老年学・社会科学研究センター長の荒井秀典先生が、フレイル予防として特に注目しているのが、「病気の予防と治療、食事と口腔ケア、運動」です。

東京都健康長寿医療センター研究所で認知症の予防とケアの研究をしている宇良千秋先生は、脳の若さを保つ重要なキーワードは「人づきあい」「運動(体を動かす)」「知的活動(趣味・生きがい)」 の3つだといっています。

脳の若さをいつまでも保つために、今こそ趣味と仲間づくりの始めどきですと特集記事には書かれていました。

いつまでも若々しい脳と心を保つために

フレイル予防のためにも、50代からは100歳まで続けられる趣味や活動のコミュニティづくりが大切です。

50代以上の方に、ぜひ今年から始めていただきたいことを、何点かご紹介します。

  1. 毎日の食事づくりで複数のおかずを同時に作る。
  2. ホームパーティの計画を立て、友人に手料理をふるまう。
  3. 気が置けない友人とチェストランプを楽しむ。
  4. 年間の植栽計画を立て、ガーデニングに取組む。
  5. 楽器演奏や合唱などを一緒に楽しめる仲間をつくる。
  6. ボランティア活動を行う。
  7. 旅行後に工程を思い出しながら旅日記をつける。
  8. 行ったことのない国へのの計画を立てる。
  9. スポーツダンスなど2人以上で行う運動で体を動かす。
  10. 以前から興味を持っていたことにチャレンジする。

できそうなものからチャレンジしていってくださいね。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ルックルック公式SNSをフォローする